3/30(日)は、中京競馬場で高松宮記念が行われます。
ここ数年、荒れに荒れている高松宮記念、2019年には三連単449万馬券、2022年には三連単278万馬券が出ています。
競馬ファンのロマンが詰まったような春の短距離王決定戦、とにかく予想外の展開が起こりまくる本レースですが、過去の成績から、一定の傾向は見られています。
今回は、血統に絞って出走馬を見ていきましょう🔎
種牡馬で見る高松宮記念 2025
成績の良い種牡馬
今年の出走馬で、中京1200mで過去成績の良い種牡馬を持つ馬をピックアップしていきます。
◎ロードカナロア産駒 【26,14,17,123】
勝率:14.4%
連帯率22.2%
複勝率31.7%
今回の出走馬の種牡馬で成績がダントツなのが、ロードカナロア産駒。そして、ロードカナロア産駒の出走馬はなんと1頭だけなんです!それが
10.サトノレーヴ
3/28時点で2番人気のサトノレーヴのみ、ロードカナロア産駒でした。ちなみに1番人気のナムラクレアの種牡馬、ミッキーアイル産駒は、【3,5,0,25】連帯率・複勝率は悪くないのですが、回収率が非常に低い傾向にあります。
成績の悪い種牡馬
次は今回人気上位の出走馬の種牡馬で、中京1200mで成績が悪い種牡馬を見ていきましょう。
×クロフネ産駒 【1,1,1,40】
勝率:2.3%
連帯率:4.7%
複勝率:7.0%
スプリントを得意とするクロフネ産駒ですが、実は中京での成績はかなり悪いのです。今回の出走馬でいうと、
15.ママコチャ
が該当します。そして、さらに過去成績が良くないのが…
×ドゥラメンテ産駒 【0,0,0,17】
勝率、連帯率、複勝率:0%
これまた意外なのですが、ドゥラメンテ産駒って過去10年馬券内に入っていないんですね…そして今回該当する馬は
6.ルガル
昨年1人気で10着と撃沈してしまったルガルが、ドゥラメンテ産駒です。しかし、昨年末の香港スプリントでは2位と間違いなく力はある馬なので、ドゥラメンテ産駒初の高松宮記念勝ち馬となるかもしれません。
まとめ
競馬はブラッドスポーツ、血統による得意不得意は必ずあります。
そして、レースが近づくにつれ、相性の良いサトノレーヴのオッズがどんどん下がっていきます。
しかし、そこは春の、いや年間一と言っても過言ではない荒れるG1、高松宮記念。今年はどんなドラマが待っているのでしょうか?
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